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展覧会

秋期展
荏原 畠山美術館 開館記念展 Ⅰ―與衆愛玩一共に楽しむ–
令和6年10月5日(土)~12月8日(日)

 本展は、今年10月に開館60年を迎える畠山記念館が大規模な改築工事を終え、装い新たに「荏原 畠山美術館」として開館することを記念して開催するものです。

 今回の改築工事では周辺環境や時代の変化を踏まえ、これまでの伝統を継承するとともに、新たな理念を加えて生まれ変わることを目指しました。新館を増築するとともに、本館は和の趣向を残して改修しました。展示室は3フロア、面積にして旧畠山記念館の約3倍に拡張され、展示ケースを含む最新の設備に更新いたしました。
本館ではこれまでと同様に季節の移ろいに合わせ、主に収蔵作品による展示を、そして新館では新たな領域にも挑戦する企画展示を行ってまいります。また、庭内に点在する5つの茶室を利用して茶の湯をはじめとする日本文化を継承する活動を行うことで、「人が集い・楽しみ・学ぶことのできる美術館」を基本理念とした活動を進めてまいります。

 3回にわたり開催する記念展のⅠは、畠山即翁の茶と能楽をテーマに館を代表する名品を展示いたします。そして、新たな領域への挑戦の第一弾として「酒井億尋コレクション」を一堂にご紹介いたします。美術館の創設者であり、作品の愛蔵者であった畠山即翁の美意識や想いに触れていただくとともに、美の架け橋となった二人の実業家・コレクターに光をあてる展観です。

本展を通じて與衆愛玩の想いをご来館の皆様とともに分かち合いたいと思います。

 

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