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展覧会

冬季展
【同時開催】 冬、そして春へ―「華やぎ」と「侘び」の調/圏外の眼―伊奈英次の写真世界
令和8年1月17日(土)~3月22日(日)

【学生の方へ】
本展は特別企画として、学生(高校生以上)の方は無料でご入館いただけます。
※入館には無料のオンラインチケット取得および学生証の提示が必要です。


本展のオンラインチケットは現在販売中です。
オンラインチケットのご購入は、こちらからお進みください。


2026年冬季展として、以下の2展を同時開催いたします

◆【本館・新館2階】 
 《畠山コレクション展》 冬、そして春へ―「華やぎ」と「侘(わ)び」の調(しらべ)

◆【新館地下1階】 
 圏外の眼―伊奈英次の写真世界

 

◇ 冬、そして春へ―「華やぎ」と「侘び」の調
本館および新館2階では、新春の幕開けを飾るにふさわしい、畠山コレクションの優品を厳選して公開いたします。
本展は、日本の伝統的な美意識に深く根ざす「華やぎ」と「侘び」の二つの極みを、季節の移ろいとともに辿ります。
前期展示では、年始めの慶びを寿(ことほ)ぎ、松竹梅、宝尽くしなどの吉祥の意匠に満ちた祝祭の美を主軸としつつ、作品の内に宿る研ぎ澄まされた静かな世界を提示します。
後期展示では、 2月から3月にかけて、春の兆しを感じさせる草花や鳥の作品とそこに込められた想いを深く掘り下げます。

◇圏外の眼―伊奈英次の写真世界
新館地下1階では、写真家・伊奈英次(1957~)の45年にわたる挑戦の軌跡を、美術館で初となる本格的な回顧展として展覧します。
伊奈氏は、都市の周縁や社会の構造を象徴する風景を、大型カメラによる重厚な写真で捉えてきました。私たちが日常、意識しにくい「圏外」への、眼差しこそ、特徴と言えるでしょう。本展では、初期の《In Tokyo》や産業廃棄物を物質美へと昇華させた《WASTE》、全天皇陵を踏破して撮影した《Emperor of Japan》など、主要シリーズを展示。デジタル画像を再構築した最近作《残滓の結晶》まで約100点の写真を展覧いたします。変わりゆく都市や郊外の風景をどのように見つめ、写真で表現してきたかをご紹介します。

 

【略歴】
伊奈英次(いな・えいじ)
1957年愛知県名古屋市生まれ。東京綜合写真専門学校研究科卒業。
1980年代より都市空間や歴史的記憶を主題に作品を発表し続け、国内外で高い評価を受ける。代表作に《In Tokyo》《ZONE》《WASTE》《Emperor of Japan》《残滓の結晶》など。
東京国立近代美術館、東京都写真美術館、フランス国立図書館、サンフランシスコ近代美術館などに作品が収蔵されている。現在、東京綜合写真専門学校理事長・校長。

 

主催:荏原 畠山美術館   
協力:東京綜合写真専門学校、ギャラリー・アートアンリミテッド

 

前期:1月17日(土)―2月15日(日)

後期:2月17日(火)―3月22日(日)

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春季展
【同時開催】 王朝のみやび/守屋多々志の華麗な歴史画
令和8年4月11日(土)~6月14日(日)

春季展のオンラインチケットの販売開始日につきましては、決定次第、お知らせにてご案内いたします。


2026年春季展として、以下の2展を同時開催いたします

◆【本館2階】 
 《畠山コレクション展》 王朝のみやび―古筆、琳派 茶の湯の情景―

◆【新館2階・新館地下1階】 
 守屋多々志の華麗な歴史画―よみがえる王朝と文明開化の夢—

 

◇ 王朝のみやび―古筆、琳派 茶の湯の情景―
かつて都の貴族たちが築き上げた、優美で洗練された「王朝文化」。その繊細な美意識は、時代を超えて日本人の感性の源流となってきました。
本展では、当館の創設者・畠山即翁(一清)が慈しみ伝えたコレクションより、王朝の薫り豊かな名品を厳選して公開いたします。平安の息吹を伝える流麗な古筆、物語の世界を鮮やかに描き出した絵画、そして和歌の情景を写した精緻な蒔絵。これらは後世の茶人たちにっよって「見立て」の心とともに茶の湯の世界へと受け継がれ、独自の進化を遂げました。
白金台の豊かな自然に抱かれた静謐な空間で、時を忘れて「みやび」の極致をご堪能ください。

◇守屋多々志の華麗な歴史画―よみがえる王朝と文明開化の夢―
映画「羅生門」の衣装デザインを手掛け、ベネチア国際映画賞受賞に貢献した異色の日本画家・守屋多々志(1912-2003)の、東日本では30年ぶりとなる回顧展を開催します。
歴史画の大家・前田青邨の内弟子であった守屋は、イタリア留学や高松塚古墳壁画の模写作成などを経て、東西の古典美術や風土を深く吸収しました。
本展では、師である青邨没後に斬新な作風として脚光を浴びた「王朝文化」と、激動期の人物を描く「東西文化交渉」のテーマに焦点を当てます。確かな時代考証に現代的な解釈を加えた院展出品作を軸に、未公開の作品や資料を含む約100点を一堂に展示します。
青邨直系の伝統を受け継ぎつつ西洋美術の影響も受け、平成の時代まで近現代における「歴史画」の新たな表現を模索し続けた、守屋の生涯と華麗な芸術世界を回顧します。

 

【略歴】
守屋多々志(もりや・ただし)
1912 (大正元) 年8月10日、岐阜県大垣市船町に生まれる。1930(昭和5)年に上京し、前田青邨に師事。また、東京美術学校 (現・東京藝術大学) でも学び、卒業制作《白雨》は川端玉章賞を受賞した。その後は主に再興日本美術院 (院展) を中心に活動を展開する一方で、愛知県立芸術大学日本画科教授として後進の指導に尽力。創作・教育の両面で日本画壇に大きく貢献した。また、黒澤明監督の映画「羅生門」の衣裳デザイン、歌舞伎座公演「源氏物語」の舞台美術など、分野を横断した制作活動をおこなった。大垣市守屋多々志美術館開館の2年後、2003 (平成 15) 年12月22日に逝去、享年91歳。

 

主催:荏原 畠山美術館   
協力:大垣市・大垣市教育委員会

 

前期:4月11日(土)―5月10日(日)

後期:5月14日(木)―6月14日(日)

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